複合酸化物顔料の安全性について

複合酸化物系顔料は、きわめて安定な構造を有し、一般的に有害性が無いか、ごく低い物質です。
しかし、昨今の環境関連物質への過熱的ともいえる不信感が、無毒性物質である複合酸化物顔料にまで誤った認識を広めつつあります。
ここでは、確実に安全性が確認されている複合酸化物顔料について、もういちど理解を深めていただくため、印刷資料を用意いたしました。
また、関連の物質について、各国の認識や、使用の現状を資料として公開いたします。

<安全性が国際機関によって裏付けられている複合酸化物顔料>

以上の二つの複合酸化物顔料は、ニッケルやクロム、アンチモンといった、単独の酸化物では発ガン性や有害性があったり、原子の酸化数が異なると有害性を生じたりする元素を含んでいますが、各種の動物実験、生理学的試験によって、無害であることが証明されています。

複合酸化物は、単に各物質が混合状態にあるのではなく、まったく新しい化学的構造を有する別の物質であるため、単独物質での有害性はまったく示しません。
また、きわめて安定な物質であるため、廃棄後の分解等による有害性発現の危険がほとんどない、いわば環境にやさしい物質といえます。

<資料>

  1. FDA(アメリカ食品医薬品局)承認の複合酸化物顔料(アメリカ)
  2. ポリオレフィン等衛生協議会で認められPLリストに記載された製品(日本)
  3. 各国における食品包装材料における可溶性不純物規制値
  4. 人体に必須・有用な微量元素